こんにちは!しましまです。
実は昨年6月から半年間、宣伝会議コピーライティング講座を受講していました。

宣伝会議にはコピーライティング以外にもたくさんの講座があります。
当時は知人に勧められるまま、割と受け身な状態で受講していたのですが、最近は「コピーが書けるようになりたい!」と、能動的にコピーライティングの勉強・情報収集をしています。
自ら勉強する中でふと「コピーライティングには2種類あるのでは?」と思ったので、そのことについて書いていきます。
コピーライティング=広告コピーだと思ってた
「コピーライティング」と聞いて、普通の人が真っ先に思い浮かぶのはCMやキャンペーンの印象的なキャッチコピーなんじゃないでしょうか。たとえばこういったものが有名ですよね。
JR東海「そうだ、京都行こう。」

大成建設「地図に残る仕事。」

実際に宣伝会議のコピーライティング講座でも、こういった広告キャッチコピーやボディコピー(キャッチコピーの下に繋がる長文のコピー)の作り方を学びました。セールスを意識させない、ベネフィットを湾曲して伝える言葉という印象です。
でもそれは、広告代理店のコピーライターが講師を務めていたからなのかもしれないと思い始めています。
広告コピーとセールスコピーは違う気がする!
講座受講後「コピーライティング」に関する書籍をいくつか読みました。例えばこんな感じ。
セールスライティングハンドブック
売れるコピーライティング単語帖
最強のコピーライティングバイブル
こういった書籍における「コピーライティング」は、Web広告やチラシ、LPで使うような「セールス」を前面に出したセールスコピーのことを指していると感じました。最初はすごくギャップを感じましたね。いわゆる「エモさ」のかけらもないと思ってしまいました。
書籍「最強のコピーライティングバイブル」の中では、「コピーにはパターンと型がある」として「コピーの66の型」が紹介されています。「売れるコピーは大抵この型のどれかを使っている」と言うのです。
わたしが宣伝会議で学んだコピーライティングには型など存在しませんでした。受講生それぞれが一からベネフィットを見つけ、何を言うか考えて、どう言うか頭を悩ませました。一つとして同じコピーは生まれなかったんです。
もちろん型はあるとはいえ、商品にぴったり合うセールスコピーを考えるのもものすごく大変だとは思います。しかし「型があるならだれでも書けるじゃないか!」と少しだけ思ってしまうのです。それこそ型をAIに学ばせれば、最適なキャッチコピーが出るまで無限に候補を挙げさせることもできますよね。
ターゲットに求める行動が違うのかも
ふわっと伝えて心に残る広告コピーがいい、確実に行動させるセールスコピーがいいという話ではありません。わたしはこの2種類のコピーは、単にコピーを通して起こしてほしい行動が違うのだと考えます。
広告コピーは、あらゆる媒体を使って広告としてそのコピーを繰り返し目に触れさせ、ふとした瞬間に思い出させることを目的としているのではないかと思います。ある意味ブランディングなのかなと。
例えば「そうだ、京都行こう。」は、その広告を見てすぐ新幹線チケットを買ってもらいたいというより、旅行に行こうと思った時に「新幹線を使う」選択をする可能性を高めることを目指したキャンペーンコピーなのではないかと思います。
一方でセールスコピーは、先ほども述べたようにWeb広告やLPに使われるため、その場で購入・申し込みを促す目的で使われます。そのWeb広告やLPを訪問した人に離脱されてしまえば、次いつ来てもらえるかわかりませんからね。そのため率直に購入を後押しする必要があるのです。
つまり広告コピーはマーケター、セールスコピーは営業マンなのかなという個人的な解釈です。
まとめ
今日は広告コピーとセールスコピーを比較してみました。
個人的には「売ろう売ろう」という感じがあまりない広告コピーのほうが、難しい一方で楽しいと感じました。広告コピーのほうがクリエイティビティな感じがします。
でも商品を売るためにはやはりセールスコピーが必要だなと。しましまは「モノを売る」ためにこれからセールスコピーを学ぶ必要があるのです!セールスコピーも学べば学ぶほど奥深いはず。引き続きしっかり吸収してこのブログを使ってアウトプットしていきます!
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではでは、今日はこの辺で!
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